冷え冷えしがち

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一人暮らしでうさぎは飼える?学生時代一人暮らしでうさぎを飼っていた私のアドバイス

一人暮らししてるとどうしても家の中が寂しいって思うことないです?人間だといろいろ大変だし、同棲までいくのもなかなか…だし。そう思った大学生時代に一人暮らしの私はうさぎを飼い始めました!あとは、昔から動物を飼うことが夢だったので。

うさぎは価値観を変えます!動物に触ることすらできなかった母をメロメロしにて孫を育てるようにしてしまうくらいには。

私の娘(うさぎ)はこちら hi-e-hi-e.hatenablog.com

一人暮らしでうさぎは飼えます。どのくらい費用がかかるの?ケージや餌は?気をつけていたことなどなどを当時の私を思い返しながら書きます。

一人暮らしでうさぎと暮らす

概要ともくじ

たれ耳うさぎを選んだ理由

小さい種から大きい種、長毛短毛までさまざま。飼おう!と決めたうさぎを垂れ耳にしたのにはちゃんと理由があるのです。最終的には次の2種で迷っていました。

ネザーランドドワーフとホーランドロップのイラスト

ネザーランド・ドワーフ

1.0kg~1.2kg。うさぎ!といったら大体の人が思い浮かべるメジャーな立ち耳うさぎ。好奇心旺盛。わんぱくな子が多いので、意外とベテラン向け。

ホーランド・ロップイヤー

1.4~1.8kg。たれ耳で顔が大き目。ネザーランドより少し大きく、マイペースでおっとりした子が多い。小さいときはたれ耳じゃない子もいる。

自分の性格と生活と照らし合わせて、

  • マイペースにのんびり付き合いたい
  • ずっと構ってはいられないから、甘えん坊じゃない方がいい

というポイントからロップイヤーの垂れ耳うさぎを飼うと決めました。結果的に、うちのうさぎは遊ぶ時間さえ確保できていれば、1人の時はのんびりしてるマイペースな子になりました。

ミニウサギは小さいうさぎという意味ではない

いわゆる雑種、ミックスといわれる名前です。純血種ではないうさぎのこと。ペットショップでよく見かけ、比較的安価で売られています。種の名前としては存在しません。どんな子に育つのかはその時のお楽しみ。初心者ほど専門店やうさぎについて取り扱いが多いお店で純血種をお迎えした方がいいです。

結局、私がお迎えしたうさぎは「ロップイヤー」と表記されていました。おそらく純血種ではない……。当時の私は若く、とにかくたれ耳にしよう!という決意がでしゃばっていた……。純血種を選ぶとだいたいの成長後の大きさが予測でき、ケージの大きさを選ぶ目安にすることができるのです。

お迎えする前の準備

初期費用は2~3万くらい、月々は3000~5000円くらい。初期費用は住む環境への費用です。うさぎを買う前に絶対に住環境だけは整えてあげて下さい!ちゃんと家をつくってあげることで、自分の家だとわかってくれます。トイレだって同じ場所でできるんです。最低限必要なのはつぎのとおり。

  • ケージ
  • ペレット(エサ)入れ
  • 草(チモシー)入れ
  • 補水器
  • トイレ
  • トイレ砂かシート
  • ペレット(エサ)
  • 草(チモシー)

考えるのが難しい……、買い忘れが怖いって人は初心者セットなるものが売ってるのでおすすめ。私も最初は初心者セットを買った。そして、うさぎの成長に合わせてケージなどを買い直しました。

ケージ(ゲージじゃない)は床下引き出し式がラク

楽天で見れるケージは床下が引き出し式です。こっちの方が圧倒的に掃除しやすい。まるーい乾いたフンはトイレだけでなく、普通にポロポロ落とすので必ず1日1回はきれいにしないといけません。最初はトイレの場所を覚えるまでおしっこをケージのいたるところにしてしまうかもしれないので、消臭シートを引き出しに敷くことをオススメ。うさぎのおしっこって臭いんだよ……。慣れてきたら節約のために新聞紙などで代用できる。我が家はそうしてます。

我が家で現行で使っているケージはコレ。

2階もあってかなり広々。うちのおおきなうさぎが寝れるくらい。最初はこんなに大きなケージではなかったのだけど、だんだん大きくってもっと広い家に住まわせてあげたいな~ということでこれになりました。

ケージの中でのんびり寝るうさぎ
こんなかんじ

チモシーは大量に消費する!ペレットよりも

うさぎの主食は2つ、チモシー(草)とペレット(固形のエサ)です。チモシーはいつでも食べることができるよう、常に容器に入れておきます。ペレットは1日2回、チモシーだけでは足りない栄養を補うもの。いっぱい食べると太る。どちらも成長期とうさぎの好みに合わせて変えていく必要があります。

それはそれはチモシーを大量に消費するんだ、本当に。食べないとだめなんですよね。歯を削り、消化を整えるためにうさぎには常に必要なものです。そんなチモシーは1度に大量に買っておくとおトク。まとめて買うとかなり大きいので、ネット通販がおすすめ。いろんなスーパー・ホームセンター・ペットショップをのぞいたけど、ネット通販が一番コスパいい。我が家がずっと愛用しているのがコレ。

12袋入りがかなりおトク!小さい頃は1袋ずつで事足りるけれど、大人になるともう12袋で買うのが当たり前になったね。そのくらい食べる食べる。その子によって好き嫌いや成長段階でもチモシーの種類は異なる。どんな時もうさぎの状態を観察することは大事。

大変だったこと

だいたい可愛いという気持ちに上書きされるのですが、その中でも覚えていることが2点あります。

水の場所を感じ取ってくれない

ケージに取り付けるタイプの給水器ですが、そこに水がある、となかなかわかってくれませんでした。水はどんな動物でも大切なものです。水を飲むことを覚えてくれないと脱水になってしまう、とかなり焦りました。水を入れた容器を口元に持っていったり、自分の指に水をつけたり、給水器からわざと水を垂らして存在をアピール。

しばらく続けていたらいつの間にか給水器から飲むことを覚えてくれました。うさぎと付き合うには根気も必要です。

紙が大好きで齧る、齧る

1日1時間ほどケージから出して遊ばせます。その時にダンボールや紙類をめちゃめちゃ齧ってちぎってました。通販のカタログを積み上げて置いておいたらボロボロに…。これは小さいころから今でも変わってません、ダンボール大好き。ちぎった紙類の掃除が結構大変。大事な書類は届く場所には置いておけない。そういうものほど目ざとくみつけて破壊するね。

うさぎによって何に興味があるのかは異なるので、観察だいじ!よく聞くのはコードをかみ切られて断線。うさぎを遊ばせるときには危険がないように注意が必要。特に最初はなわばりを広げるためにいろんなところに匂いを残そうとするので、小さい隙間にもスイスイ~と入ってしまいます。いろいろガードしないといけない。

困った時におすすめの「うさぎのしっぽ」ホームページ

うさぎのしっぽ、とはうさぎの専門店で、全国に店舗があり、通販も行っています。

www.rabbittail.com

こちらのホームページに「うさぎの飼い方Q&A」というありがたい項目があります。うさぎ飼いのみなさんから本当に様々な質問が寄せられて回答がされています。とても参考になりますし、私のとこだけじゃないんだな~と安心することも。吉祥寺のお店に行ったことがあるのですが、店内はとてもきれいでケージの中ももちろんきれい!専門店だけあってとてもうさぎを大切にしているなと感動しました。

外出・外泊するとき

チモシーと水だけは無くならないように、空調調整をしっかりしておけば、1日分の夜だけならば耐えられます。数日出かける場合には近所に住んでいた友人に来てもらってたりしてました。そのような人がいないな〜という場合には今ではうさぎを預かってくれるペットホテルもあるのでそちらに預けましょう。

うさぎは暑さにすこぶる弱い

夏場はクーラーのかけっぱなしが必須です。特に年々暑さが増してるので注意。うさぎは耳で体温調節をしていて、そこでしかできません。ですので、耳はとても大事な部分。暑いときに耳を触ると熱くなっています。普段から触っておくと、「今、暑いんだな」と気がつくことができます。

人間と違って皮膚で呼吸をせず、汗をかかないどころか毛に覆われているので、私たちとは感覚が違うのです。

生き物を飼うということ

1人暮らしでもうさぎは飼えます。犬や猫と比べてシャンプーの必要もなく、予防接種もありません。しかし、どの動物でもそうですが、病気になることはあります。元々狩られる側の動物のため、環境ストレスに弱く、汚い環境が嫌いです。「うさぎは寂しいと死んじゃう」というのは大きな誤解で、むしろ構い過ぎるとストレスになったりクセになってしまいます。むしろ1人の方がのんびり寝て船漕いでる

うさぎは当たり前ですが、「生き物」。そこに命がある以上飼い主として責任が伴います。種によっておおまかに性格がありますが、その限りではないのでその子の性格を把握してあげましょう。観察することが大事と何回か挙げました。本当に大切なことです。日々観察していれば普段と違う姿を発見した時に、もしかしたら具合が悪いのかもと気がつくことができるのです。余裕をもって養うことができる財力も勿論必要です。私は大学生の時、アルバイトで最大月20万、普段6万程稼いでいました。うさぎがいるから頑張ろうと思えました。

うさぎを飼うことで人生に潤いが生まれた

大変なこともあるけれど、やはり得られたものの方が多い。

  • 落ち込んだ時に撫でてるだけで癒される
  • エサの時間があるので、生活のリズムが規則正しくなる
  • 動物嫌いだった母を見事にうさぎばかにした
  • 家族内の雰囲気が悪くなった時の避難所

今、うさぎは実家にいるのですが、家族の間にうさぎがいるだけで緩衝材になっています。なんといっても両親が驚くほど溺愛する様になりました。父が帰ってくるタイミングでケージから出して遊ばせてると、うさぎが父の元に走って行ってそれを「お出迎えしてくれた」と思って喜んでいます。うさぎにとっては、ただの誰が来たかの確認にすぎないかもしれませんが…。アニマルセラピーの役割を果たしてくれています。

生き物を飼うというだけで、かなりの人生経験になります。命あるものを健全に育てるというのは大変だけど楽しいことが分かります。最初は私1人で飼い始めましたが、家族にとってもいまやかけがえのない存在となっています。とても大切な家族の一員です。